携帯サイトも同時に作成
PCサイトを作る工程で自動的に携帯サイトも作成できてしまう、携帯サイト同時生成機能が利用できます。AQUASの頃は上位版限定機能でしたが、SIRIUSからは通常版としても利用できるデフォルト機能となっています。(phpで生成する場合、php・htacessに対応が必須)
携帯サイト作成オプション
携帯サイトを作成する際に、様々なオプションを指定できます。モバイルアドセンスや広告によってはPHPが動く環境でなければ表示されない事もあり、アップロードするサーバーの環境によっては、拡張子の変更(html以外)ができない事もあるので注意。
フリースペース
携帯サイト用のフリースペースは上段(上・下)・下段(上・下)と四つのエリアが利用可能です。広告として利用するのも、リンク集として利用する事も可能です。
モバイルアドセンス
フリースペースとは違い、こちらは専用のエリアにモバイルアドセンスを設置する事ができます。シングルはTOPページ上、ダブルは記事ページ下と設置場所が変わっています。また、モバイルアドセンスと書かれていても、それをフリースペース5.6として利用する事もユーザー次第です。
出力先フォルダ名
デフォルトでは、「m」と指定されていますが、任意のフォルダ名に変更できます。このフォルダ名を携帯サイトデータ生成後に変更すると余分なファイルが出力されるので、利用する場合は、最初に携帯サイト設定を行う時に変更する事をおすすめします。
ファイルの拡張子
ファイルの拡張子の変更を行います。デフォルトでは「.html」ですが、任意で「.php」に変更ができます。「.php」に変更する場合は、サーバー側がphpに対応している必要があるのでご注意下さい。また、一部アドセンスや広告によっては「.php」形式でないと表示されない広告等もあります。
テンプレート・初期化
デフォルトで設定されているテンプレートカラーを選択します。選べるテンプレートは利用する元のPCテンプレートによっても数が違います。また携帯テンプレートのバージョンアップがあった際は必ず、右側の初期化ボタンで最新のテンプレート状態にして下さい。
配色の設定
選択したテンプレートの背景色を選択します。
ヘッダー画像
通常の状態であればPCサイトと同じ画像を利用するにチェックが入っています。また、同時に携帯サイズにリサイズするにもチェックが入ってますが、個別に携帯用画像がある場合は、個別指定する画像の右の参照ボタンを押して、携帯サイト用のヘッダー画像を指定します。
自動振り分け
アクセスしてきたユーザーがPCからではなく、携帯からアクセスしてきた際に、そのユーザーを携帯サイトに誘導するか、しないか。またはするとしたら、どのような形で誘導するか?という方法についての設定です。自動振り分けには以下の項目があります。
- 振り分けない
例:ABC/ と ABC/m/ は同一のサイトではなく
それぞれが個別にアクセスを必要とするサイトとして考える。
- 別URLで振り分ける
例:ABC/ に携帯からアクセスがあった場合
ABC/m/ という別URLを表示してサイトへ誘導する。
- 同一URLで振り分ける(推奨)
例:ABC/ に携帯からアクセスがあった場合
ABC/ という表示で携帯サイトを表示させる。
- 同一URLで振り分ける(さくらサーバー)
例:ABC/ に携帯からアクセスがあった場合
ABC/ という表示で携帯サイトを表示させる。
記事中の画像
PCサイトで設置した画像を携帯サイト側ではどのように表示させるかを設定します。縮小して表示、外部リンクに変換(縮小あり・なし)、表示しないという4つから選択します。表示しないというのは、携帯サイトの表示速度を速めて利用者にとっては喜ばれますが、コンテンツの中身として、画像解説や魅力的な写真等が表示されないため、寂しい文字ばかりのサイトになる可能性もあります。その辺は適材適所で使い分けるといいでしょう。
トップページ記事分割
記事分割機能はPCサイトでは各記事エリア1~10でひとつのページとして認識していますが、携帯サイト側ではそれぞの別記事エリアをひとつずつ記事ページとして分割する機能です。単純にPCサイトで1ページというコンテンツが携帯サイト側では10ページ分に拡大されるので、PCサイトを作成する時点で、分割を構成して作成すると有効利用できる機能です。